知覚

私たちが動く時(どんな動きでも)、その前にまず知覚を働かせ、周辺の環境や空間にオリエンテーションを持つ必要があります。

 

知覚は五官「眼耳鼻舌身意」 (げんにびぜつしんい)を通じて、五感(見る、聴く、嗅ぐ、味わう、皮膚等が触れる、心が連想検索→概念結合→好き嫌い行動反射→深い意味を理解する)が働く作用のことです。

生きて活動する時に、内界(自分)と外界(環境や自分の居る空間や相手)が交流しているのです。

内界だけ、もしくは外界だけに意識を向けていると十分なパフォーマンスを発揮することが出来ません。

 

重力下で前庭野の直立センサーを働かせ、視覚で直立を判断し、聴覚で音の聞こえる方向を探ることで、対象を判断認識します。(前や後ろ、上下左右など)

足裏の皮膚感覚でも、自分がどういう風に立っているか、地面に対してどういうバランスかを瞬時に判断し、補正しています。

それらが正しく働かないと、周りの空間に知覚の働かない方向が生まれ、感覚が乏しかったり、リーチしにくかったりして、生きていく感覚が損なわれるでしょう。

 

トラウマのショックで硬直している人は、今自分がどこにいるのか、どうすればいいのか、どこに向かえばいいのか、オリエンテーションが働いてないことがあります。

 

知覚の働きにフィードバックをかけて機能修正や向上改善するのがロルフィングです。


ロルフィング

(般若心経)

 

 

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